2009年2月15日日曜日

2/15 Today 西南戦争勃発(1877)

西南戦争 - Wikipedia: "西南戦争(せいなんせんそう)とは、1877年(明治10年)に現在の熊本県・宮崎県・大分県・鹿児島県において西郷隆盛を盟主にして起こった士族による武力反乱である。

2月14日、私学校本校横の練兵場で、騎乗した西郷による一番~五番大隊の閲兵式が行われた。翌15日、60年ぶりといわれる大雪の中、薩軍の一番大隊が鹿児島から熊本方面へ先発した(西南の役開始)。

1871年の廃藩置県で全国の直轄化が完成した明治政府だったが、反面、各藩の借金および士族への俸禄の支払い義務を受け継ぐことになり、家禄支給は歳出の30%以上となってしまった。政府は、赤字財政健全化のため、生産活動をせずに俸禄を受けている特権階級の士族の廃止を目的に四民平等を謳い、1873年に徴兵制、1876年に秩禄処分を行った。これで士族解体の方向が決定付けられてしまったため、士族の反乱が頻発し、西南戦争に至る。

士族を中心にした西郷軍に、徴兵を主体とした政府軍が勝利したことで、士族出身の兵士も農民出身の兵士も戦闘力に違いはないことが実証された。"


昔のサムライは今の公務員。公務員は「身分」なのである。現在もこの「家禄」の支給が国家財政を不健全化させている。合理化が必要だが、今の政府は明治政府みたいに度胸がないので、身分制は温存され公務員は民間企業が世界不況に苦しむなか「我が世の春」。当然「平成の西南戦争」も起こらない。

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